親子で稽古を
お勧めする理由
子供の成長は、大人が思っている以上にはやく、ともに過ごせる時間は限られています。
大人は大人、子供は子供それぞれの生活があり、
同じ空間にいることがあっても同じ目的や目線で向かい合うことは思った以上に少ないです。
落ち着いた姿勢や、前向きに物事を取り組む心。
あきらめず物事をやりきる集中力など、親として子供に身に付けてほしいことは沢山ありますが、なかなか簡単にはいきません。合氣道の稽古を通じて、親子で今この瞬間を楽しんでお互いの良い芽を育む機会の一つとなって頂ければと思います。
私が以前、武道を励むことで得られた心身の成長と安定を子供にも学んでほしいと思い、子供たちを道場に通わせました。
その後、親子でも一緒に学べる楽しさを知り後から私自身も稽古をはじめました。段々と親離れをしていく時期ではありますが、お互いの氣を通わせることが出来るのが楽しいです。
一週間、学校や仕事で知らず知らずの内にストレスを溜め込んでいても、日曜日に親子で稽古に参加すると、あら不思議!溜め込んだマイナスの思考がプラスに代わり、前向きに元氣いっぱいになります。
我が家がいつも元氣でいられるのはきっと合氣道があるからだと思います。
合氣道は年齢・性別問わず学び成長できることが魅力の一つです。息子と娘と私で参加させて頂き、今ではお互いに教え合うようになりました。
特に中学生の息子は勉強や部活に忙しい合間も稽古に参加している姿をみると、私も頑張ろうと良い刺激を受けています。
共通の話題があることで、思春期の子供たちとのコミュニケーションもスムーズに取れているように思います。
親子で合気道を習うことで共有できる経験や知識などが増え、実生活にも取り入れることが多くあります。例えば氣という言葉(元氣だね。氣を出そう)は我が家の会話に良く出てきています。また、練習したことを家で行うことによって、自然と会話が増えてきたり、共に学び合う時間が持てることは、とても楽しいです。
仕事が忙しく、子供と過ごす時間が少ない中で子供の送迎で道場に行った際に先生から「親子で過ごす時間はあっという間なので、一緒に稽古すると良いことがありますよ」と誘いをうけて始めました。大人になってから新たに学ぶことに、驚きと新鮮な気持ちです。また、稽古に行けないときは、子供から教わったことを習ったりすることもあり、一緒に時間を共有する良い時間となっています。今は週末に家で稽古するのも楽しみの一つです。
A. 親子クラスに一緒に参加または、各子供クラスに大人の方も一緒に参加することが可能です。
A-1.
特にはありませんが、1人で稽古するのでは無いので、周りの方に迷惑を掛けない様な身なりにお氣を付けください。お互いに怪我の無いように思いやりながら稽古する。(怪我はさせないだけではなく、自分もしないように心がける。
A-2.
政治・宗教・物品等の宣伝、勧誘、販売等の禁止。道場には様々な方が稽古に来ております。皆様合氣道を学びに来ています。会員の方が楽しく稽古出来る様にご協力をお願いします。
A-3.
現在、医療機関に通われている方はまず、主治医の方にご相談下さい。また、主治医の方の了承を受けた際も指導担当者にお伝え下さい。
A.
一般的に武道と言うと「礼儀等に厳しい」と言ったイメージがあります。
しかしながら、初めての方は解らなくて当たり前ですので、要心館ではそれは失礼とはしておりません。一つ一つお伝えしますのでご安心ください。
礼とはこちらのルールを一方的に押し付けるものでは無く、お互いへの尊重・配慮からなる所作となります。
A. 各時間の中で説明→稽古と順序だてて行ないますので、初めての動作でも出来るようになります。「合氣道を始める前は運動を全くしていません」と言う方も今では華麗に動いています。又、最初の頃などは、基本動作を別メニューにて稽古しますので、無理なく怪我無く基礎を身に付けてから様々な技の稽古を行いますので、ご安心ください(ほとんどの方が武道未経験者です。)